スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さよなら。

なかなか言い出せずにいたが、本当に寒くてさすがのあたしも切り出すしかなかった。

「長く引き止めちゃってごめんね。これからもずっとずっと応援しているから。頑張ってね!」


「うん。ありがとう。俺も応援しているから」

最後の言葉にしたかったけど、聞きたい事がまだあった!本当にしつこくてすいません。
「あっ、ねぇ!あのさ・・今も彼女とは続いているの?」


「彼女??」
彼は一瞬考えて下を向き、ふっと笑って言った。

「続いているよ。」


「そっか。・・その彼女はよっぽど変わった人なんだろうね!あたしも変わり者だったし”くまさん。”も変わっているし、そうーゆう人じゃないと続かなそうだもん」

これくらい言わせてよ。本当に大好きだったんだから、あたしの方が絶対好きだもん。
彼と一緒にいられる人が羨ましい。
彼に大切に思われている人が羨ましい。
あの時にあたしがもっと大人だったら、彼の事をもっと考えて信じていられたら、別れる事を決めなければ、もしかしたら今も・・・
なんて何度思った事だろうか。
それでも過去は変えられないから、だから未来を変えようと頑張っていたんだ。
難しい事は分かっていたけれど、彼はあたしにとって”たったひとりの人”だから。

別れてから今日という日が来るまで、本当に長くいろんな事があった。
最初は別れたと思っていなかった。絶対また一緒になるんだって思ってた。
時間が経つにつれて、現実を見れるようになったと同時に苦しさや寂しさ、彼との思い出、考える事は彼の事ばかり。
気を許せば泣いてしまうから、好きだったお酒も飲まないようにした。
別れてから一度、2人で会ってお互いの気持ちがまだ消えた訳じゃない事を知ってそのまま朝まで過ごした。
その時に、本当に別れになるんだと感じた瞬間にとてつもない苦しさがあって、でも今一緒に居たい一身だった。
あたしが最も苦しんだ過去の場面を思い出してしまった。
「その人と彼は違う!」
そう思っていても、同じような状況だった。
そして後にあまりに精神的に病みすぎてあたしは毎日をどう過ごしていたのか覚えてないほど病んだ。病んだからと理由にしたくないが彼に対して、とても酷い事もしてしまった。
それも全て、彼には何も変わってほしくなかったから。


「本当に長い間、引きとめてごめん。今までありがとう。ずっとあなたは大切な人です。元気で。」

「今日はわざわざ来てくれてありがとう。気をつけて帰ってね」
そう言ってあたし達は別々の道を歩いた。
背を向けて泣きそうなのをこらえたとき、あたしは振り返り引き止めた!


「待って!!・・写真撮ろう」


普段あまり撮らなかったけどあたし達は何かあると一緒に写真を撮っていた。
初めて一つになった日、餃子を食べに車で走らせた時、温泉に2人で出かけた時、花火をみに行った時、、、恋人として最後の日も。
いつも2人で撮ってたから。
本当に最後になる日も残しておきたかった。
彼もビックリしていたけど一緒に撮って、今度こそ三度目の正直できちんと帰らす事が出来た。


写真の中のあたしはスッキリした顔で写っていた。


そして親友の待つスタバへまた戻った。
あたしの顔を見た二人は安心していた。


「おつかれさま。よく頑張ったよ!」

「うん。」

スポンサーサイト

テーマ : 伝えたいこと - ジャンル : 日記

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。