FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

里山 ~Segunda ~

特に何も変わらない日々を過ごし、季節は夏になろうとしている頃
あたしは心を決めてある人に電話をかけることにした。
この電話から何かが始まりそうな気がしていてなかなかかけられず、緊張してお腹が痛くなったがやっとボタンを押した。

もしあたしの事忘れられていたらどうしたらいいんだろう。とかいろいろ考えたが、とりあえず話してみてそれで決めていこう。

「ハイ、もしもし。」

「あ~もしもし、MAKIさんの携帯でよろしかったですか?あたしは~」
最初は分からなかったみたいで、本当は言いたくはないんだけれどまた”くまさん。”と前に付き合っていた~と言ったら分かってもらえた。やばい、これが定番になりつつある。
彼の知らないところでいろいろ広げたくなかったんだけれど・・・。とにかく、これ以上広がらないようにしなきゃだよな。
そしてまたあたしはあの場所へ行く事にした。

彼の作品がある里山へ。

KENさんとMAKIさんは都会の子供たちを受け入れて、山での生活や自然との共存を体験できる場を提供している。少年自然の教室のような感じ。
民宿のようにしているが、全部自分の事はじぶんでやる。
というか観光する場どころか本当に何もない所にわざわざ泊まりにいくのは、温泉旅行のような体の癒しの為ではない。自ら体を動かし何かを望んで行く人の為の場所。
だから喫茶店兼、美術館兼合宿所のようなスタイル。


あたしは泊まりでまた来ますと約束したから、今回は予約して山で少し汗を流そうと思った。
何も考えなくて良い場所で、ただ自然と触れ合いたかった。
新幹線と電車に乗って向かったら、KENさんが犬と一緒に駅の前で待っていてくれた。

「こんにちは。久しぶりだね」

「お久しぶりです!お世話になります。」

そう言って喫茶店の方に向かった。
夏休みに親戚のおじさんの家にくるような懐かしい感覚だった。
すごく天気もよい。気持ちー。


~ 里山での時間  続く。 ~



スポンサーサイト

テーマ : 小さなしあわせ - ジャンル : 日記

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。