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願っていた未来の姿

さっそくビールをKENさんとMAKIさんに注いで、3人で乾杯!
なんだか温かいね。
田舎の自然の中にいると小さな事で悩んでいるのが馬鹿みたいな気持ちになる。
そして知り合って間もないのに、もう前からの仲間のように接してくれる。とても嬉しかった。

飲んで気分もよくなって、KENさんは今の職業に至るまでのいろんな出来事を話してくれた。
本当に沢山の苦労もして今があるんだなぁと感激した。アーティスト特有の雰囲気や考え方もなんだか嬉しかった。
"くまさん。"と同じ職業だから、なんだか彼を近くに感じられる気がしたんだ。そのうち自然に彼の話になり、心が締め付けられるような気持ちになりながら話していた。

「あたしは彼とずっと一緒に居たかったんです。でも、付き合う前にずっとは居られない事は納得して付き合ったんですが…自分でもビックリしましたが初めて結婚したいという気持ちになりました。
でもお互いのタイミングが合わず、結局あたしが邪魔してしまってたんですよね。
それにあたしの幸せを考えたら自分といるのはよくないと彼は考えたのかもしれないです。
大変な事が多かったとしても、彼が向き合ってくれたらあたしは一緒に乗り越えていきたかったんですけどね。」



恥ずかしい事に少し本気で話してしまった。
KENさんとMAKIさんの修行中の話しや苦労した話を聞いて、それを乗り越えて今にも至っているんだと思うと羨ましかった。

特にスポーツ選手やアーティストの妻は本当に大変だと思う。
男の人は妻のサポートなしでは今の状況はないのに日頃の感謝に気づくのが遅い人がいる。だから女の人はしっかりして強くなるんだろうな。

あぁ、あたしは結局あの時に乗り越える強さがなかったのかもしれない。ただその辛い状況から逃げたかっただけなんだろう。
あの時に頑張れていたら、いつかこの2人のような姿になれたのかもしれない。いや、人生は何があるか分からないから。未来の姿なんか誰にもわからない。


そんな事考えてしまって、また馬鹿だなぁなんてグラスのビールを一気に飲み干した。
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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

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