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里山イベント物語。~おせおせ、GO!~

本番2時間前には準備にかからなければなので、昼は食べずに早めにKENさんのアトリエの広い作品置場へ行った。

なんとっ!!

カメムシが大量にいて、みんな逃げ回っていたので準備よりまず掃除とカメムシを排除する作業になった。あたしとヨチはホウキを持って片っ端からカメムシをピンピンッと外にはじき出す。離れた場所で不安げに待つ2人。雑巾がけをして綺麗になったところで、衣装をハンガーにかけてメイクを始めた。何かと波乱ありではあるが、それさえも楽しい時間だった。

たくさん汗をかいても平気なファンデーションを塗り、舞台顔を作るにつれて徐々に気が引き締まっていく。みんなで協力し合いながら花や飾りのバランスを考え髪を仕上げていく。
本番1時間前には準備万端!な状態で、残りの1時間で軽くウォーミングアップをするつもりだった。しかし何度もKENさんから電話が入り、予想以上に他のグループが早く終わってしまいそうらしく

「あと、どのくらいでこれる?!」

「え!?だって始まって一時間経ってないじゃないですかぁ!ちょっと急いで準備します」

考えてみれば3組で3時間は時間がありすぎなくらいだ。
早めの行動でよかった・・・。

急いでメイクや衣装を仕上げ、ウォーミングアップを10分程度したくらいでトラクターのような乗り物に乗った。

ついに舞台へと動き出したあたし達は山の上からゆっくり30キロのペースで降りていった。
ちょうど草木が開けて田んぼと村の景色が綺麗に見渡せる場所に着いたらトラクターが止まった。

「みなさん、あちらを見上げてください!フラメンコダンサーのみなさんの登場です!!」

「わぁー!!」

田んぼを見下ろすとみんながこっちを向いて笑顔と驚きでざわめいていた。みんな手を振っていてくれたので、あたし達も笑顔で手を振り返した。
この時点でまっさきに”くまさん。”の居場所を確認した。すぐに見つけれられている自分にさすがだなと感心しつつ、それと同時に彼らしいなと思った。

彼はステージから見て左側の一番端っこ、友人と一緒にガードレールにもたれるように座っていた。

と言う事は、出来る事なら舞台の遠く気づかないようなところから見て居たかったんだろう。意識してかわからないがみんなに紛れてみている方がとても自然なのに、極端に避けているようなポジション。そしてそれは、あたし達が山から下りて一番最初に目にする場所である事は予想外であったに違いない。


ブブブブブッとゆっくり山をおりて田んぼへと向かう。

~ 本番へ。 ~

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