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空気の流れ。

嬉しいはずなのに、精神的にも肉体的にも参るような長く続く戦い。
軽のバンでかなり飛ばしている。。。
実際には100キロくらいをキープしているようなんだけど、その運転している勢いが怖い。
早く帰りたくて猛スピードか?何なんだろうと彼の顔とメーターを見た。


「・・・早く感じるだろうけど、ずっと100キロで走っているんだよ」

「うん。この車、頑張ってるね (うわ、よく気づいたなぁ・・・。) 」

付き合っていた時からそうだけれど、お互いにとても敏感であると言う事。
何をその時に求めて、何を感じているか。伝えたいのか。
特に密室した車内での相手の雰囲気には、顔を見なくても感じるものがある。
空気の中で動く相手の目や口、顔や呼吸、そして声のトーンや雰囲気など。

それによって、益々自分の中で気がひけない時間なんだと感じるようになった。
しかし拍車をかけるよう凄まじい渋滞の末、ついには高速道路で停まった。

「停まっちゃったね~、すごい渋滞だ。疲れたら運転変わるよ!」

「いや、大丈夫。」


レッチリの曲からラジオの交通情報に変わる。
渋滞は相当長く続いているようだ。
まだまだこの旅も続くんだな。


彼は窓を少し開け、タバコを吸いはじめた。
あたしは窓を全開にして、すっかり暗くなった夜空を覗き込んだ。
渋滞している車のライトもとても綺麗に感じた。


なぜか今まで張り詰めていた時間とは変わり、自分の中で穏やかな時間が流れた。

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テーマ : (´Д`;) - ジャンル : 日記

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