現在からみる、過去、そして未来。

トニ男があまりにもワガママで、母さんは帯状疱疹が出来るほどになってしまい。これ以上うちにいられないと無理やり従兄弟に車を出してもらって京都旅行へ行った。
ここでもかなりのワガママを発揮し、一緒に行った従兄弟は途中で口を利かなくなった。まだ1日も経ってないのけど、これが普通の人の感覚だろう・・・。
何度も日本には来ているから京都も感動は薄いらしく、そこら辺にいる女の子をナンパしまくって。そうかと思ったら、清水寺への坂道を登っていたら突然キレだして
「こんな坂道登らせて、俺を殺す気か!!もう俺は上には登らないぞ!」従兄弟は呆れて先に行き、あたしは置いていけないからイライラしながらも上まで連れてった。

京都はいつ行っても素敵な場所だよなぁ。日本にいても京都は特別な場所な感じがするし、京都の良さをずっと守っていけたらいいなぁって思う。

しかし、京都旅行も2日目大阪に移動して、従兄弟と別れあたしは女性専用のサウナ、トニ男はカプセルホテルに泊まらせた。トニ男にしてみればカプセルホテルは本当に衝撃だったみたいで、これから先ヨーロッパで出会う人達に
「日本はこんなちっちゃい蜂の巣のようなところで寝るホテルがあるんだぜ!」と新たなネタをゲットしたのである。

バスで3日目には東京へ戻ってきた。本当にどうしよう・・このおっさん。ワガママ言わないようにと(無理だけど)うちにいることになった。

お金を使いたくないから引きこもってトドみたいにリビングで寝ているし、外国人だから体臭がすごくて風呂に入ってもすぐ臭くなるし。毎日シュークリームが食べたい!!とわめくし、イタリア人だから俺の作るイタリアンは一番美味しいんだ!って高い材料をそろえさせられ・・・。
これを3ヶ月は体がおかしくなる。あたしも旅に出る前で考えたくなかったけど一緒に行くのはやめた方がいいかも・・とも考えていた。でも、初めてのヨーロッパだしガイド感覚でトニ男に少し頼ってしまっている部分もあった。

そんなトニ男の昔の彼女に電話をする事になって、アポをとって二人は再会をし数年ぶりに燃えた夜だったらしく。興奮気味のトニ男から電話を”くまさん。”と一緒に大ウケした。
希望は持つもんなんだね、幾つになっても諦めずにいれば夢は叶うのかも。

そしてあたしと”くまさん。”はだいぶお金も危なくなってきて彼がバイトをする事になった。3日間倉庫でおばちゃん達と働き、二人一緒にいる為のお金を一生懸命働いてくれてるのが嬉しかった。
終われば「会いたい」と言ってくれた。あたしも毎朝「頑張ってね」のメールをした。

会いたいと強く思うほどに、気持ちのコントロールをお互いにしなければいけなかった。自分のやるべき事、進むべき道を見失いそうで怖かった。
あたしは大切なものがある時は理性よりも感情的な人間になりがちで、このままいくと旅にも出たくなくなってしまうのは目に見えていた。でも、それを彼は望んでいないだろうしオーストラリアから帰った時からここに来る道は決まっていた。今更変えられない。
彼もあたしと一緒にいたいと感じていたが、実際は恋愛に溺れている暇はなく作品をつくり経験を増やしアーティストとらしい生き方を望んでいたんじゃないかな。

「今日も楽しかったよ、ありがとう。楽しいと思うほどに、これは本当じゃないと自分に言い聞かせようともしてる。まぁ、あまり深く考えずにまた会いたいと思う。」


楽しい今を壊したくない。むしろ期限が決まっているからこそ、お互いが引き付けあっている。期限がなければこんな風に感じないのかもしれない。

いろんな事考えたくなかった。



テーマ : プギャーヾ(゚Д゚ )ノ - ジャンル : 日記

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