極道系Story 1

浮き沈みの激しい毎日に、唯一の救いだったのが友達の存在
みんなに支えられていたから頑張れた。

そして当時仲の良かったヒィちゃん。彼女は2つ年上で、昔キャバ嬢No1Brilliantだっただけあってすごい美人だった。そして1人息子がいてシングルマザーで頑張っていた。彼女も複雑な過去を過ごしていて、まるでドラマのようだった。
あたし達は職場で知り合ってからとても気があって、いろんな所にも行ったし、飲んで語ってお互いの状況を感じあっていた。

彼女の彼氏は格闘技をやっている人で体格もよく顔も怖かった。名前の知れた人だった。何度かあたしも会った事はあったけど、顔のわりにとても嫉妬深く束縛の激しい人だった。
あたしと遊んでいるのも面白くないようで、10〜20分に1回くらい電話が入る。そのくせ自分は海外で練習する事が多く連絡が取れなかったり寂しい思いをさせていた。彼女の話だけしか聞いていないから何とも言えないけれど、言っている事とやっている事が違う人だとあたしも感じていた。
そうでなくてもとても辛い思いをしていたのに・・・。


女の子は強い男と一緒にいると自分まで強くなった気持ちになるのかな?
強かったり金持っていたり、顔がよかったりそういうの重視する人多いよね。
何で好きなのか全然理解出来なかった。まぁ、人の好みだけど男として人間としての魅力を1つも感じない。彼女はいい女だし他に見つければいいのにと思っていた。


そして事件が起きた。


もう寝ようとベットに入った頃、ヒィちゃんから電話があった。
「もう、どうしたらいいかわからない。どうしよう・・・」と動揺していた。
話を聞けば、彼に風邪で家にいると嘘をついてご飯を食べに行ったらしく、いつもはそんな事しないのにその日に限って彼が薬を買って練習を切り上げて家に来てくれていたらしい。でも家にいなかった。彼もかまをかけて
ヒィ彼氏「後輩が男といるのをみた。お前ふざけんなよ」とメールしたところ彼女は確かに男の人といたらしく動揺し吐いてしまったらしい。家に帰れば酒臭く、彼は話も聞かず怒って帰った。
さらに話は続き、彼とのやりとりで一緒にいた人を連れて来いとのこと。その中にあたしがいたと言ってしまったらしく・・・。汗とか

もう12時過ぎて次の日に仕事があったしさ、何度か別れる話をしていたし自業自得だからねぇ・・と悩んだが一緒に行ってあげることにした。
普通だったら行かないよ。でも、特別な友達だったし助けてあげたいと思ったから。
さらに一緒に居たという男の子に関しても、あたしも知っている男の子に頼んで来てもらう事にしたらしい。

やばい・・大事になっている。
打ち合わせも何もないまま、あたし達は彼の事務所に連れて行かれた。
そしたら連れて行った男の子だけ部屋に残りあたし達全員外に出された。


「何でこんな事するんだ!卑怯じゃないか。こんな夜中に呼び出しておかしいよ!」
彼の友達とヒィちゃんに訴えたが状況は変わらず、そのうち部屋から鈍い音がした。

”殴られている・・・”
「もう、やめてよ!!早くやめさせて!」
本当に血の気が引いた。彼は格闘技をしている。そんな人が殴れば骨が折れるどころの話じゃない。もう1人でパニックになっている時に、部屋から二人が出てきた。

男の子は青ざめた顔であたし達の横を通り帰らされ、不適な笑みを浮かべた彼を見た瞬間に涙がこぼれた。

ヒィ彼氏「あんたも最悪だね〜、彼もかわいそうに関係ないのに呼ばれてね」
全てがバレてヒィちゃんも、もう何も言えない状況だった。もう、あたしもどうしようも出来なかったし帰ろうとしたがヒィちゃんは動かなかった。
彼女はまだ終わらせたくなかったんだ。
そんな彼女をみていたら、あたしも悔しくなって彼氏の方に言った。

「こんなやり方非常識だ。自分だって海外ばかり行って、口ばかりで彼女が抱えているものを分かろうとしてくれてないじゃないか。人の事責めてないでそうさせた自分の事を考えてみたら?」


ヒィ彼氏「あんたは黙っててくれる?関係ないんだし。俺はもうこの女とは話す気もないし。帰ろうぜ」


「関係ないのにこんな夜中に呼び出したのはあなたでしょ!このままでいいの?話したいんでしょ?」


ヒィちゃん「・・・・うん。話したい」


そんなやり取りをして結局、また事務所に戻り話し合うことになった。
話し合うなら二人で話してほしかったが車ないし帰れなかった。


                                     〜続く。〜

テーマ : ( ゚д゚ ) ・・・・・・、 - ジャンル : 日記

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